AIに、ただ質問して終わり。それだけではもったいない使い方かもしれません。わたしがコンテンツを作るときに欠かさずやっているのが「壁打ち」です。この記事では、その具体的なやり方とコツを紹介します。
壁打ちって何?
壁打ちとは、すぐに答えを求めるのではなく、AIと会話をくり返しながら、自分の考えを整理していく使い方のことです。ボール遊びの壁打ちのように、AIに考えをぶつけて、返ってきた答えをヒントに、また考えを深めていきます。
わたしがやっている、壁打ちの進め方
やり方は、だいたい2パターンあります。
パターン1:まず漠然と話す 「こんなことを考えているんだけど」と、思っていることをそのまま伝えます。そこからAIに質問を返してもらい、答えながら、話をどんどん深掘りしていきます。
パターン2:先に定義を示す 「これは、こういう意味で使う言葉として進めたい」など、あらかじめ前提や定義を伝えてから質問します。そこから、AIにも質問を返してもらいながら、話を進めていきます。
どちらのパターンも、AIと一方通行ではなく、キャッチボールしながら進めるのが共通点です。
壁打ちする時、しない時
壁打ちは、コンテンツを作るときには、基本的にどんな内容でも使っています。ただし、使い分けもしています。
- 壁打ちしない:単純な事実確認(例:「これの意味は?」「これの情報を教えて」のような、答えが1つに決まる質問)
- 壁打ちする:考えを整理したい、アイデアを形にしたい、文章や資料の中身を練りたい、というとき
単純な質問にまで壁打ちをすると、かえって時間がかかってしまいます。質問の性質を見きわめて使い分けるのがポイントです。
壁打ちを上手に進める、3つのコツ
実際にやってみて感じた、スムーズに進めるコツはこの3つです。
- 最初に定義を示す 前提がそろっていると、AIとの話がかみ合いやすくなります
- AIからも質問してもらう 自分から話すだけでなく、AIに質問を投げ返してもらうことで、自分では気づかなかった視点に気づけます
- 答えは、複数の案を出してもらう 1つの答えだけでなく、いくつかの選択肢を出してもらうと、比較しながら考えを進められます
この3つを意識するだけで、壁打ちがぐっとスムーズになります。
まとめ
- 壁打ちは、AIとキャッチボールしながら考えを深める使い方
- 単純な質問には不向き、考えを整理したいときに向いている
- 「定義を示す」「質問を返してもらう」「複数案を出してもらう」の3つがコツ
「AIにお願いしても、思ったようなものができない」というときは、いきなり完成形を求めるのではなく、まず壁打ちから始めてみてください。